ある日嫁とスーパーで買い物をしていたら、豚バラブロック肉が安かったので、家でチャーシューを作ろうという話になった。
つい先日「炊飯器で作れるレシピ」というのを調べた中にチャーシューの作り方が載っているのを見つけたところだったので、そのレシピを元に炊飯器でチャーシューを作ることにした。
チャーシューを作る際、煮込んだ肉が崩れないようにタコ糸などで縛るのだが、ただ縛るだけではつまらないと思ってしまったので「亀甲縛り」で作ってみたい…という謎の欲求が湧いてしまったのである。
▼今回の被験者(既に全裸)

炊飯器で作るチャーシューの作り方・用意するもの
豚バラブロック肉 | 500g |
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醤油 | 75cc |
酒 | 75cc |
砂糖 | 大さじ1 |
チューブ生姜 | 20g |
長ネギ | 先端の緑のところ1本 |
玉ねぎ | 1個 |
タコ糸 | 2メートルあればじゅうぶん |
ジップロック | 1袋 |
調理手順
- 豚バラブロック肉を亀甲縛りする
- 醤油、酒、砂糖、生姜を混ぜタレを作る
- フライパンなどで豚バラブロックの表面に焼き色をつける
- 鍋でタレ、長ネギ、玉ねぎを煮立たせる
- ジップロックに全ての材料を入れ、空気を抜いて真空状態にする
- その状態で炊飯器に入れ、袋が浸かるぐらいの熱湯を入れる
- 炊飯器の保温スイッチを入れ4時間待つ
- 4時間後、取り出して冷ます
- スライスして完成
所要時間約5時間なので、朝のうちに作ってその日の晩ごはんにするとよいだろう。何もすることが無い日に試すことをオススメする。
そもそも「そっちの世界」には興味がなかったので縛り方なぞ知る由もなく、僕はiPad片手に豚バラブロックを前に縛り方を検索したのだった。
なるほど、、、これはなかなか芸術的ではないか…と、一瞬「そっちの世界」の芸術性というのを垣間見つつ、普段料理なぞしない僕ではあるが真剣に取り組んでしまった。
▼縛り上げたメス豚(オスかもしれない)
▼一緒に炊飯器で煮込む玉ねぎと長ネギを並べてみた
ひし形の部分が綺麗になるように縛るのはとても難しい。練習を重ねる必要がある。
炊飯器に入れて待つこと4時間。ついに完成。
チャーシューらしいいい色に仕上がり、味もよく染み込んでいた。

▼緊縛を解きチャーハンを作った
炊飯器で作ってみてわかったのだが、デメリットとしては、タレと一緒に煮込む料理は炊飯器の蒸気を逃がす穴がタレの湯気でベタベタになってしまうところだ。
洗えば問題無いのだが、気になる人は大人しく鍋で作るのが無難だろう。
そして時間を掛けて亀甲縛りをした割には、味には何の影響もなくただのインスタ映えしか狙えないところだ。
手料理を作れば燃え上がるで有名な元モー娘。の辻ちゃんも、きっと亀甲縛りチャーシューを作れば、燃え上がらずにバズるはずなので是非チャレンジしてもらいたい。
このタレで煮玉子を作っても美味しい。
FIN.