ルンバ導入から約1年。僕は平日の月・水・金の10時に掃除をしてくれるようにスケジュール登録をしていて、毎回スケジュール通りに部屋を綺麗にしてくれていた。
しかし、導入から約1年が経ち、ある日を境に少しずつ様子がおかしくなっていった。
ルンバ選びの参考記事として書いた前回記事はこちら。

ルンバが充電ベースに戻らない現象が発生
というような感じで、ルンバが充電ベース(我が家では「巣」と呼んでいる)に帰らずに部屋の中で力尽きることが頻発し始めたのだ。
そしてその翌々日、我が家では1日おきにルンバが掃除をしてくれるようスケジュール設定をしているのだが、仕事を終えて帰宅してみると、ルンバはちゃんと充電ベースの上で寝ていた。
と、何でもない日常のやり取りをして、その翌週。
ある日僕は違和感を感じた。
そう。ルンバは充電ベースに帰れていたのではなく、そもそも動いてすらいなかったのだ。
リモコンで手元に呼び寄せて事情聴取したところ、時計がリセットされていた。
時計と掃除スケジュールを設定しなおし、充電ベースへ返した翌日。
…ということを2、3回繰り返したのだ。
行き倒れを救っては、時計を再設定し巣に帰し、そしてまた行き倒れるの繰り返しだった。
▼首根っこを掴んで強制送還する図
いよいよ故障かと思って、同じような現象に悩む人を探してみたところ、この現象はよく起きるらしいことがわかった。
うちの原因はバッテリーの寿命だった。
充電ベースで充電はなされるものの、バッテリーそのものが寿命を終えようとしているため、蓄電容量が低下しルンバが掃除している最中にバッテリーが底をついてしまうのだ。
そしてその状態で数時間発見が遅れ、内蔵時計もリセットされてしまう…というスパイラルだった。
ツイッターを見ても同じような現象の人は居るようだ。
ここ4日、ルンバが自力で戻らない。
— 山口崇司/d.v.d (@ymgymg) 2011年7月8日
最近ルンバが所定の位置に戻らない。反抗期か?
— やまかり (@3lo4yy) 2014年7月9日
バッテリーを交換するだけで済むならば簡単!と思って早速交換用バッテリーを調べたところ、純正のバッテリーのお値段に驚いた。
お値段なんと約1万円…結構なお値段じゃないか…。
新品で購入したルンバのバッテリーがほぼジャスト1年で寿命がきたということは1年に1回、ルンバのメンテナンスで1万円近くかかることになる。
4、5年使い続けるともう一台新品が買えてしまうほどメンテナンスコストがかかるのだ。
▼これはiRobot社が販売するルンバの純正。保証や安心を求める人は純正が良いだろう。
しかしAmazonのルンバ用バッテリーの出品ラインナップを見ると、サードパーティ製もかなりあることがわかった。しかもお値段1/3とか。
正直電化製品周りは純正に勝るものは無いと思っているのだが、ここまでお値段の差があると正直迷う。
迷ったあげく、色々とレビューを読み込みサードパーティ製の交換バッテリーを購入することを決意した。
▼僕が買ったバッテリーはこちら
決め手はやはりお値段の手頃さとレビュー数、そしてレビューしている人たちのルンバのその後の稼働具合だ。
しかもprime対応していたのでポチッてすぐに到着。素晴らしい世の中だ。
▼バッテリー交換はこの蓋を外すだけ。ドライバーが必要。
▼カバーを外すと見える面

▼電気系統の接触面

純正バッテリーが入っていた向きを参考に入れればよいだけなのでとても簡単。
無事ルンバが起動し、とりあえず巣へ帰す。
そして週が明けて月曜日。稼働状況が心配だったので隠し撮りしてみたところ、無事に巣に帰っていった。
▼意気揚々と帰り、ゴキゲンな音を鳴らすルンバ。可愛い。
(アプリ対応のモデルであればこんな隠し撮りをしなくても済んだ…)
ということで、我が家のルンバは無事に復活し、元通り元気になったのである。
FIN.