vol.1の方でIKEAのKURAのサイズを小さくする改造をご紹介したが、今回は屋根を取り付ける改造を紹介しよう。

IKEAのKURA購入の決め手になったのが、世界中でカスタムしてる人が多く、しかもそのカスタムがどれも素敵だったからだ。
「IKEA KURA カスタム」とかで検索すると色んなカスタムやカスタムをまとめたページなどもあるので、是非見てみてほしい。
僕もカスタムしてみたい!と思ってKURAを購入したものの、残念なことにうちの近くにはホームセンターもなければ車も持っていないので、材料の入手に一苦労しそうだったが、楽天で木材を豊富に扱っている店舗を見つけたのでそこで注文することにした。
▼完成形がこちら
では屋根をつけるカスタムのために用意した材料を紹介しよう。
値段は僕が買った時点の値段なので、金額感はあくまでも目安としてもらいたい。
屋根用の天板(屋外用塗装仕上げ)
厚15mm×幅140mm×長さ910〜1000mm
550円 x 14枚=7,700円
梁(天板補強)用ツーバイフォー材
約38×89×2440mm
1,080円x3本=3,240円
柱用ツーバイフォー材
約38×89×910mm
520円x2本=1,040円
梁(天板補強)用シンプソン金具
PF24Aポストフレームハンガー
10個セットで1,500円
柱用シンプソン金具
RTA1リジットタイ
10個セットで1,500円
材料費合計:14,980円
※プラス各材料の送料などを合わせると20,000円前後…だったと思う。
僕はよくDIYをする時にツーバイフォー材を使うのだが、本当に万能で素晴らしい。
ツーバイフォー材とは「2×4」とも表記されることが多く、家の木造建築にも使われたりする木材の太さのサイズ規格名称だ。
ツーバイフォー材と言えば「長辺:89mm 短辺:38mm」の太さの木材となる。
最近ではDIYブームの後押しもあり、ホームセンターやECでも取り扱いが増えているので、比較的手に入れやすくなっている。
また、ツーバイフォー材を簡易的に柱にすることができる「ディアウォール」という製品もDIYをする人界隈では人気で、釘止めやネジ止めをして壁に穴を開けずに柱を立てることができるので賃貸物件でも様々なDIYが可能となる優れものだ。
僕もツーバイフォー材とディアウォールの組み合わせで色々DIYしているので一部を紹介しよう。
▼ギター、ベース掛けを作ったり
※所要時間約10分
詠春拳の練習に使う木人樁の横に設置。僕の愛機Sadowskyのベースを掛けている。
▼ハンガーラックを作ったり
※所要時間約30分
(ハンガーラック作りはまた別記事で紹介予定)
そしてツーバイフォー材のために作られた接合金具「シンプソン金具」がものすごくDIYを捗らせてくれる。
このシンプソン金具だが、たくさん種類があり、ツーバイフォー材の接合の仕方はほぼ網羅しているぐらいある。
▼たくさん種類がある
僕が今回使ったのはこの中の2つだ。
リジットタイ・アングル | ポストフレーム・ハンガー |
![]() |
![]() |
4個 | 6個(画像左のタイプ) |
では組み上げていく過程を紹介しよう。
▼リジットタイでベッドの奥と手前の長辺に柱を追加して補強
▼天板を補強するため、ツーバイフォー材3本で梁を追加するためにポストフレーム・ハンガーを使用
写真では真ん中に1本だが、試しに梁を1本で乗ってみようとしたら危ない音がしたので、急遽2本ツーバイフォー材を買い足して、両サイドに1本ずつ追加し、計3本の梁にした。
▼屋根になる天板を並べてみる
サイズの計算もバッチリ!!小屋っぽくなってきた!
▼下から見るとこんな感じ
▼そして天板をビス止めして天井の完成!
ビス止めをする際、僕が上に乗っても壊れる気配がない!強度は全然問題無さそうだ。梁を3本にして正解だった。
▼屋根の上をPC作業スペースにできないかと思って試しに置いてみる
この屋根の上のスペースは、プロジェクターを買ってPC作業スペース兼プライベートシアターを作ろうと思っていたのだが、残念なことに全然快適ではなかった。
夏は暑く、そして何より1メートルちょいの高さでも思いの外、屋根の上の高さが怖いのだ…。
プライベートシアターの野望は諦めて現在では屋根の上は衣装ケースを置き、大量にある僕の服置き場になっている。
そしてIKEAのKURAのオプション「カーテン付きベッドテント」を購入&取り付けて僕の秘密基地(寝床)が完成したのだった。
▼最高の遮光空間。ドラえもんが押入れで寝る気持ちがわかる。
FIN.