昔から朝食はトーストとホットコーヒーという米国かぶれなスタイルなのだが、ほぼインスタントコーヒーしか口にしていなかった。
コーヒーメーカーが欲しいな…と思っていた時期もあったのだが、掃除やら置き場所を考えるとどうも手を出すに至らず、インスタントコーヒーの楽さについつい頼ってしまっていた。
しかし、去年ぐらいからウイスキーにハマってみたり、葉巻を嗜んでみたり徐々にナイスミドルの階段を登る準備をしていたのだが、ふと生活を振り返ってみると仕事中も毎日のように飲んでいるコーヒーに対して考えが及んでいなかったことに気付いてしまったのだ。
かと言ってあまりこだわりすぎてしまうと毎日のように飲んでいるので金がかかりすぎるし、でもたまにはいいコーヒーを飲んでみたい。
いいコーヒーを飲んでみて、いいコーヒー豆の味を知っておきたい…と思っていた矢先、手軽に叶えられそうなアイテム『カフラーノ』を見つけてしまい、ついつい購入してしまったので紹介しようと思う。
Contents
「カフラーノ」=ミル、ドリッパー、ドリップケトル、タンブラー全てが1つにまとまった逸品!
見つけた瞬間に「コレだ!!こういうのが欲しかった!!」と目を丸くして興奮してしまった逸品。使い方も簡単で説明書も日本語対応しているので、手元に届いてすぐに使えた。
▼カフラーノ オールインワンコーヒーメーカー
この中にミル、ドリッパー、ドリップケトル、タンブラーが全て詰め込まれている素敵なアイテムだ。Cafflanoと書いて「カフラーノ」と読むらしい。
▼パッケージにシンプルな説明がある
▼サイズ比較。ティッシュ箱より若干小さいサイズ
意外と大きいがスターバックスのタンブラーと大差ないサイズ感だと思う。片手でも余裕で持てる。
▼わかりづらいがひし形の小さな穴がケトルの役目を果たす
▼開けるとミルが装着されている。ミルのハンドルは折りたたみ式
▼バラすとこんな感じ
左上からタンブラー、ドリップケトル、ドリッパー、ミルというパーツに分かれる。
▼ドリッパーは金属製なので洗えば何度でも使える
早速カフラーノでコーヒー豆を挽いてみよう!
せっかく手元に届いたのだからすぐに使ってみたいところだが、生憎僕はインスタントコーヒーを飲む人なので豆のストックなど持っていなかったのだが、グルメハンターの嫁にダメ元で聞いてみた。
そしてキッチンの引き出しからスッとコーヒー豆が出てきたのを見て改めてデキる嫁だと思った。
▼嫁がくれたコーヒー豆。スターバックスの「クリスマスブレンド」
かの有名な、あのどこにでもあるスターバックス様のクリスマスブレンドというからには美味いに違いないと期待に胸を躍らせ、いざセッティング。
説明書を見ると豆は「15〜20グラムぐらい入れてね」という感じなので、とりあえずきっちり20グラム計ってみた。使い方は至ってシンプル。豆を挽いてお湯を注ぐだけだ。
▼20グラム。確かにこのミルにちょうど良い量だ。
そしてハンドルを回すと「ガリガリガリガリ」と如何にも挽いてるナイスサウンドが聞こえてくる。
回すこと約3分。思ったよりあっさり20グラムが挽かれた。
▼ドリッパーに溜まった挽かれた豆たち
手元に届いたデフォルトの状態で挽いてみたところ、どうやら粗挽き設定最大の状態だったようだ。
しかし挽き具合の調整はハンドルを外すと簡単にできる。
▼調整ナットを回すだけ
ドリップケトルとして使える蓋の部分はどのように使うかはオフィシャルの動画を見てもらうとわかりやすいので参考にしてもらいたい。
カフラーノで挽きたての豆で淹れたコーヒーを飲んでみよう!
粗々な豆だが淹れてみるとしっかりコーヒー色!香りもしっかりコーヒーだ。

実飲!
ということで、僕のファースト豆からドリップ経験は苦い経験というより酸味が強い薄味な経験となってしまった。
いざ使い終わったカフラーノを洗うというタイミングで、ここで処理やメンテナンスが面倒だったらお蔵入りしてしまうアイテムになったかもしれないが、後処理は非常に簡単だった。
全て水でじゃぶじゃぶ洗えるし、ドリッパーは金属製なので洗って繰り返し何度も使えるというのは非常に便利だ。
カフラーノはサイズもコンパクトなので普段から大きめのバッグを使っていてバッグに余裕のある人はオフィスに持っていって昼休みに挽きたてを飲むこともできるし、キャンプが好きな人も大自然の中で挽きたてのコーヒーを飲むことができる優れものだと思う。
カフラーノを手に入れ、いつでも豆が挽けると思うと、色んな豆を試すこともできるようになり、ナイスミドルの1つの嗜みとしてコーヒーの違いがわかる男に一歩近付けたと信じたい。
休日の昼下がりのコーヒーブレイクにこのカフラーノを使って、ちょっといい豆で淹れたコーヒーを飲む生活が身につけば、いつか鎖に巻かれて拉致されたとしても、「オレにとってこの状態は昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏なものだ」というセリフが自然と口から出てくるようになるに違いない。
出典:ハンターハンター13巻
- カフラーノさえあれば簡単、手軽に挽きたてのコーヒーが楽しめる!
- コンパクトサイズで持ち運びも簡単!アウトドアにもオススメ!
- ドリッパーは洗って繰り返し何度でも使える!
- 洗浄が楽!
FIN.