2017年の秋頃にとうとう我が家もスマートスピーカーを導入した。
Amazon EchoにするかGoogle Homeにするかで悩んだ結果、当時Echoはまだ日本で発売していなかったので物欲に火がついた僕はEchoの発売を待ちきれず、Google Homeの購入に踏み切った(メルカリで…)
▼我が家の設置場所▼

導入前にネットや友人から色々と情報収集してわかったのは、どうやらスマートスピーカーだけだと最高の体験を得られないということ。
家電操作を捗らせるには「スマートリモコン」なるものが必要ということがわかったので、同時に「Nature Remo」も購入した。
▼これがNature Remo▼

そもそもスマートリモコンとは何か?…と問われると、
ネットワークを介して赤外線信号を送ることができる機器である。
ガジェット慣れしてる人はこれだけでピンと来るかもしれないが、慣れてない人のために少し説明をしておこう。
(と、言ってもNature Remoしか使ったことないのでこれをベースにだが…)
スマートリモコンをインターネット環境に接続し、専用のアプリ、もしくはサードパーティのサービスなどを使って操作する。
僕の場合はNature Remoの専用アプリはiOS用のがリリースされているが、それはほとんど使っていない。
IFTTT(イフト)というサービスがあり、それを駆使してリビングの家電を操作している。
例えばこんな感じ。
- Google Homeに「ねぇGoogle、電気つけて」とお願いする。
- Google Home(Google Assistant)が起動し、IFTTTのトリガー「照明をつける」が起動する。
- IFTTTがNature Remoに「照明」の電気信号を出すようにネットワークを介して命令する。
- Nature Remoから照明の赤外線信号が送られ、電気が付く。
このような連携を実現することができるのだ。
▼図にするとこんな感じ。▼

我が家の場合、Google Home君に以下のような呼びかけで家電操作できるように仕込んでいる。
- 「電気つけて(消して)」
- 「テレビつけて(消して)」
- 「NHK」(同様にニッテレ、TBS…など各チャンネルの呼び名を呼ぶことでチャンネル操作できるようにした)
- 「冷房(暖房)つけて」(消す時は冷房も暖房も同じ「OFFボタン」なので「エアコン消して」というようにした)
- 「早送り」(録画番組のチャプター飛ばし)
などなど…。
中でも一番便利なのは録画番組のチャプター飛ばし。だいたい録画番組を見ている時はソファに寝っ転がっているのでリモコンが届かない場所にあることが多く、堕落した生活にはこれが一番便利と感じた。
これらのトリガー(IFTTT上では「レシピ」と呼ぶ)を設定する初回の行動はそれなりに面倒なのだが、一度設定してしまえば使い続けられるので、最初だけ頑張ればよいのだ。
トリガー発動時にどのリモコンのどのボタンの信号を送るかをNature Remoに覚えさせなければいけないのである。
2017年に導入したガジェットの中ではこの組み合わせはダントツによいし、すぐに妻も慣れて毎日使うようになった。
最近では3歳になったばかりの娘も「ねぇGoogle、テレビつけて」と言うようになり、ますますスマートスピーカーが生活の中で自然な存在になってきた。
Nature RemoはGoogle HomeだけではなくAmazon Echoでも使うことができるので、これからスマートスピーカーを買おうと思ってる人は是非スマートリモコンも一緒に導入することを検討してみて欲しい。
FIN.